SALA PlLANNING
Travel Note

Hadspen Garden and narsery
--- SALAの英国ガーデン旅行記---

 


バーネットの名作「秘密の花園」を心ときめかせて読んだ少女時代を思い起こさせるエピソードを持った名園です。
誰にも世話されることのない放置されたままの悲惨な庭の状態を英国人たちは《neglect》と言います。
もともとは18世紀に作られた庭ですが、1968年にペネラピ・ボブハウス女史が10年もの歳月と労力をかけて蘇らせたといわれるこの庭は彼女がこの庭を去った後、20年近くもneglectされた後1987年からカナダから来たサンドラ・ポープさんが借り受けました。
今ではサマーセット州を代表する独創的な庭となっています。併設されたナーサリーも必見!



細長いエントランスへの小道を潜り抜けてまず目 に入るのがリリイ・ポンド(蓮池)です。庭の高低 差がうまく利用され、片方の宿根草のボーダー とのコンビネーションが斬新です。


ハドスペンガーデンと言えば 大きなカーブの壁に沿って作られた700メートル のボーダーで有名です。 計算しつくされたダークレッドからローズピンクへ の美しいグラデーションにうっとりです。
華やかな庭園の中でホット一息つける   →
シェード・ウオーク(勝手に命名)
ギボウシの微妙な葉色の違いに注目!
一口にグリーンと言っても、イエロー系、
シルバー系,ブルー系と様々です。
あまりの心地よさに誘われて、誰もがつい
突きあたりのアイアンの扉まで歩いてしまい
ます。
ベンチいろいろ。左の石のベンチは珍しい
ガーデンへ至る小道、併設のナーサリーへも
この道を通る
イエローボーダー
テラコッタの色さえもよく計算されている
← ハドスペン・ガーデンのHPはこちら!
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